2024/07/25
『今日あなたが無駄に過ごした一日は、昨日死んだ人がどうしても行きたかった一日』
これは韓国の2002年のベストセラーの小説、『カシコギ』(趙昌仁著)に出てくる言葉です。白血病の息子を献身的に介護する父親の話だそうです。私は、小林公夫氏の「中学受験に合格する子の親がしていること」という本の中で、この言葉を知りました。今日の何気ない一日は昨日死んだ人にとっては何が何でも生きたかった一日……。日々何気なく過ごしてしまうと、そのありがたさを忘れてしまいます。一日一日を大切にしましょう、ということですね。不安でたまらないとき、雑念に心が揺れるとき、目の前にあるやるべきことに、一生懸命、心を込めて取り組むことです。それが明日につながっていくような気がします。