こころ・チャイルド・クリニック|広島市安佐南区伴南の小児科、予防接種、アトピー、喘息、子育て支援

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院長のひとりごと

5/10 こころはるか保育園の開園祝賀会に出席した。マクドナルドより西にはなかなか行く機会がなく、石内北という場所にたくさんの新しい家が建てられていて驚いた。つつじがとても綺麗で、緑の芝生と心地よい風にも癒され、ウッドデッキから動けなくなってしまった。
二階堂和美さんの歌と川島浩一先生のピアノにも魅了され、盛大な会にあらためて、法輪の宮武様の偉大さを感じずにはいられなかった。子どもたちの笑顔と生命力のあふれる新しい保育園に…。至福の一時に感謝!

過去のつらい出来事を振り返ってみると、なつかしい思い出になっていることが多い。時の流れの粋なはからいかもしれない。そこには、つらい出来事を乗り越えて一回り成長した自分がいるのだろう。
問題は現状の困難をいかに乗り越えるか。人に悩みを聞いてもらうこと、別の角度から眺めてみること、なりたい自分をイメージしてわくわくすること…。目の前のやるべきことを無心にこなしていくことで、道が開けることも多い。今日という日を一生懸命生きたのなら、よくがんばった、と自分をほめてやる。自分はこれでいいんだ、と安心して前へ進んでいけるのだ。

中学校3年の時、国語の授業で、新聞のコラムをまとめて発表することになった。私の選んだ題目は、「日本語のすばらしさ」についてだった。日本語は比喩やたとえが多種多様で、語尾のニュアンスやイントネーションにより、細やかな感情表現をすることのできる言語である、といった内容だったように思う。発表の前日に、英語を担当しておられたドイツ人の先生に、日本語についての感想を聞いたのだが、彼は、「日本語は感情表現が豊かな分とても難しい。最も好きな言葉は、ありがとう、と言う言葉で、その響きといい、その中に含まれている意味といい、とても素晴らしい言葉だと思う。」とおっしゃっていた。
「ありがとう」という言葉は、私たちに幸せをもたらす大切な言葉である。38年も前にそのことを指摘されていたなんて…。

洋楽の女性ボーカリストの中でも圧倒的な存在感があるのは、バーブラ・ストライサンドとディオンヌ・ワーウィックだ。
バーブラ・ストライサンドは日本ではそれほど人気があるわけではないが、アメリカではトップミュージシャンであり、女優でもある。特徴的なバイブレーションを持つ伸びのある声だ。一つ一つの曲の中で、女優として主人公を演じているような気がする。ドラマティックかつコントロールされた歌声は、至福の空間へ連れていってくれる。
ディオンヌ・ワーウィックは2012年に亡くなったホイットニー・ヒューストンの従姉妹である。ブラックシンガーに特有の褐色の躍動感に加えて、繊細な表現力を兼ね揃えていて、「とにかく私の歌を聴きなさい」と言っているかのように迫ってくる。
他に好きな女性シンガーとして
ロバータ・フラック
リタ・クーリッジ
ベット・ミドラー
セリーヌ・ディオン
ホイットニー・ヒューストン
マライア・キャリー
たちがいる。
それぞれに味わい深いボーカルで魅了してくれる。

最近ヌクメンという言葉があるらしい。その特徴として
① オンとオフにギャップがある
② 「やさしさ」が基本
③ 子供や動物たちに自然と愛される
④ 感情豊かな表情を持つ
⑤ 体の細部にきれいが宿っている
が挙げられている。
イケメンには程遠いので、ヌクメンを目指してみようかな…。

私の中の映画

映画を見終わった後には、どんな映画であれ何か心に残るものがある。架空のストリーの中に身を委ねて、登場人物になったり、その場面を第三者の目で眺めていたり…。ほんの短い時間なのだが、現実から離れて、日常の自分を忘れて、ときには笑い、ときには泣いて、終わった後に何か新しいものが自分に付与されたような気になる。水野晴郎の「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」という言葉にただうなずくばかり。私が大学3年のとき、1年間に映画館で見た映画は86本だった。よく行ったものだ、と我ながら感心する。きっかけは、当時の名画座(現在の八丁座)で上映されていた「愛と青春の旅立ち」と「グリース2」の二本立てだった。この2本は6回も映画館に足を運んだ。
これまでに見た映画で好きな映画をあげると、
「哀愁」「めまい」「草原の輝き」「陽のあたる場所」「アパートの鍵貸します」「昼下がりの情事」などである。

私が洋楽を聴くようになったきっかけは、ビージーズの「愛はきらめきの中に」という曲である。映画「サタデイナイト・フィーバー」の中のラブバラードで、全米でNO.1になった大ヒット曲である。ハイ・ファイ・セットがテレビ番組でこの曲のカバーをしていて、こんなにいい曲があるんだ、と思ったものだ。レコード店で偶然ビージーズのライブ映像が流れていて、鳥肌がたって動けなくなってしまった。続いてリタ・クーリッジの「みんな一人ぼっち」を聴いて、メロディーといい、歌唱といい、その素晴らしさに感動してしまった。もともとの原曲はボズ・スキャッグスのオリジナルである。この2曲に出会って、もっと洋楽を聴いてみたい、という欲求にかられたのだと思う。
大学時代、洋楽を聴きまくった…
私がいままでに心に残っている好きな洋楽曲として
この2曲に加えて
「here I am」Air Supply
「Nothing’s Gonna Change My Love For You」George Benson
「glory of love」Peter Cetera
「愛のハーモニー」Dionne & Friends
「すべてをあなたに」Whitney Houston
「anything for you」Gloria Estefan
いずれも1970年代、80年代の曲である。

読書について

カテゴリー:読書、本
数年前から、読書は私の趣味の中で大きなウェイトを占めるようになった。本を読んでいると、心が落ち着き、悩んでいること、迷っていることがスーッと消えていく。本は人との出会いであり、心に残る言葉は自分にとってかけがえのないものになる。思考力、想像力を高め、情緒を豊かにしてくれる。ものの見方、考え方を見つめ直す機会になり、自己発見、自己変革にもつながる。
読書の好きな子どもにするためには、
★好きな本から読ませる
★読んだ本を記録して達成感を持たせる
★親も読書の習慣を

笑顔を忘れず

外来をしていると、とても笑顔の素敵な方がおられて心が癒されることがある。自分も悩んでいる人に笑顔で話をして、相手に元気を与えることができたらいいな、とよく思っている。
楽しくないのに何で笑えるの、と思う人もいるかもしれない。でも、作り笑いをするだけで、脳は勘違いして、「ああ楽しいんだ」と思えるにようになるとか…。
一日の始まりに、鏡の前で笑ってみると一日が明るい気持ちですべりだすともいわれている。子育てで疲れているお母さんも、笑顔で子どもに話しかけると、子どもは元気に明るく成長していく。その笑顔が自分自身にも幸せな気持ちをもたらすとすれば、笑顔は魔法のような不思議な力を持っているのだ。

笑顔を忘れず…。

日本の四季は美しい。人それぞれ好きな季節があるだろうが、私は春が好きだ。
寒い冬を乗り越えてようやく春が来ると、新しい何かが始まり、眠っていた力が湧き上がってくる気がする。
これは、こつこつと努力したあとに報われるとか、人生いつもつらいことばかりではない、必ずいいこともある、ということにも結びついているように思う。

自然の中に身をおいて、癒され、新しい活力を得ることができるのは幸せなことである。