こころ・チャイルド・クリニック|広島市安佐南区伴南の小児科、予防接種、アトピー、喘息、子育て支援

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院長のひとりごと

読書について

カテゴリー:読書、本
数年前から、読書は私の趣味の中で大きなウェイトを占めるようになった。本を読んでいると、心が落ち着き、悩んでいること、迷っていることがスーッと消えていく。本は人との出会いであり、心に残る言葉は自分にとってかけがえのないものになる。思考力、想像力を高め、情緒を豊かにしてくれる。ものの見方、考え方を見つめ直す機会になり、自己発見、自己変革にもつながる。
読書の好きな子どもにするためには、
★好きな本から読ませる
★読んだ本を記録して達成感を持たせる
★親も読書の習慣を

笑顔を忘れず

外来をしていると、とても笑顔の素敵な方がおられて心が癒されることがある。自分も悩んでいる人に笑顔で話をして、相手に元気を与えることができたらいいな、とよく思っている。
楽しくないのに何で笑えるの、と思う人もいるかもしれない。でも、作り笑いをするだけで、脳は勘違いして、「ああ楽しいんだ」と思えるにようになるとか…。
一日の始まりに、鏡の前で笑ってみると一日が明るい気持ちですべりだすともいわれている。子育てで疲れているお母さんも、笑顔で子どもに話しかけると、子どもは元気に明るく成長していく。その笑顔が自分自身にも幸せな気持ちをもたらすとすれば、笑顔は魔法のような不思議な力を持っているのだ。

笑顔を忘れず…。

日本の四季は美しい。人それぞれ好きな季節があるだろうが、私は春が好きだ。
寒い冬を乗り越えてようやく春が来ると、新しい何かが始まり、眠っていた力が湧き上がってくる気がする。
これは、こつこつと努力したあとに報われるとか、人生いつもつらいことばかりではない、必ずいいこともある、ということにも結びついているように思う。

自然の中に身をおいて、癒され、新しい活力を得ることができるのは幸せなことである。

私の音楽のルーツはハイ・ファイ・セットである。色々なことがあった中学高校時代に、ハイ・ファイ・セットの歌はいつもそばにいてくれた。当時の曲を聴くと走馬灯のように色々な出来事がよみがえってくる。
1974年9月に「翼をください」「竹田の子守唄」などのヒットで人気のあったフォーク・グループ、赤い鳥が解散し、メンバーだった山本潤子、山本俊彦、大川茂3人が同年10月にコーラス・グループ、ハイ・ファイ・セット(Hi-Fi Set)を結成した。荒井由美の名曲「卒業写真」と同名のアルバムの同時リリースでレコード・デビューし、以降「中央フリーウェイ」、「冷たい雨」など、荒井由美の曲を数多く発表した。7枚目のシングル「フィーリング」が大ヒットし、この曲を含む3枚目のアルバム「ラブ・コレクション」は1977年2月に発売され、オリコンアルバムチャート11週連続第1位、この年の年間チャートも第1位で、NHK紅白歌合戦にも出場した。山本潤子の綺麗なハイトーン・ヴォイスを中心に美しいハーモニーと都会的で洗練されたサウンドで、ニューミュージック界に旋風を巻き起こした。惜しまれながらも1994年にグループは解散後、山本潤子はソロ活動を開始。昨年の3月に山本俊彦が死去。山本潤子は昨年5月より声の不調を理由に無期限で音楽活動を休止した。
山本潤子の声の特徴として、高音域は伸びる透明感のある声で、中音域はフルートの様な響きがあり、低音域は太く声量がある。曲によって、歌うときによって、このバランスが微妙に違い、心地よい空間へと連れていってくれる。「あれだけ歌える人はいない、稀代のボーカリストだ。」(小田和正)「リタ・クーリッジのようなバラードを歌うといい感じ。」(松任谷由実) 「ミュージシャンから愛されるmusician’s musicianだ。」(南こうせつ) と音楽家からの評価も高い。何年か前から声の不調のため音程のコントロールが難しくなり思うように歌えなくなったとか…。残念なことだが彼女ももう65歳である。今まで残してくれた素晴らしいたくさんの曲は、私にとってかけがえなのない宝物で、ずっと大事にしていきたい。

私の好きな曲は、
初期の「卒業写真」「海を見ていた午後」「冷たい雨」「幸せになるため」
中期の「熱帯夜」「微笑みの翳り」
後期の「たった一枚のフォトグラフ」「北極経由」「モーニング・フライト」
山本潤子ソロでは「ヒヤシンス」「プラチナとダイアモンド」
Song for memoriesの「地球はメリーゴーランド」